妊娠・出産にはどれくらいお金がかかるの?
費用がどれだけ膨らむのか心配な方も多いのではないでしょうか。
私の場合は切迫早産で2か月以上の入院も経験しました。
この記事では、妊婦健診・入院・出産にかかったリアルな費用をすべて公開します!
結果としては、費用はかなり高額になりました…。
でも、助成金のほかに、高額療養費制度や健康保険組合の付加給付など、助かる制度がたくさんありました。
これから出産を迎える方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
※令和3年に妊娠・出産した際の記録になります。
※お住まいの自治体によっても異なりますので、あくまで一例として参考にしてください。
妊婦健診にかかった費用
妊娠初期から出産まで、定期的に妊婦健診を受ける必要があります。
自治体から配布される「妊婦健康診査受診票(助成券)」を使うことで、健診費用の一部が助成されますが、自己負担も発生します。
私の場合、以下のような費用がかかりました。

母子手帳交付前は助成がないため比較的自己負担額は高額でした。
また、切迫早産診断のために診断書料が追加で必要になりました。

妊娠してもすぐに母子手帳が交付されるわけではないよ!
切迫早産で入院! 入院+その前後にかかった費用
入院前の診察費用
入院直前に産婦人科を受診し、診察料として5,110円かかりました。
入院費用
切迫早産での長期入院…。
2カ月強入院した結果、かかった費用はこちらになります。

入院等で医療費が高額になると、高額療養費制度が適用され、年収によって自己負担限度額が異なります。
健康保険組合の付加給付(12万円・11.76万円)がなければもっと負担が大きくなっていました。
高額療養費制度とは
医療費の家計負担が重くならないよう、医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1か月(歴月:1日から末日まで)で上限額を超えた場合、その超えた額を支給する
引用元:厚生労働省 高額療養費制度を利用される皆さまへ

つまり、一カ月あたりの上限額以上は払わなくてよくなるよ!
でも差額ベッド代(個室代など)や食事代などは別途費用がかかるよ。
付加給付とは
付加給付とは、高額療養費制度とは別に、健康保険組合などが独自に提供する支援金です。

付加給付があるかどうかは、どうしたらわかるの…??
✓ 「〇〇健康保険組合 付加給付」でネットで検索する
✓ ネットに情報がない場合は、直接問い合わせる
✓ 会社勤めであれば、勤務先の人事部や総務課に聞いてみる
妊娠出産以外にも、急な病気やケガに備えて、確認しておくこと安心です!
付加給付がない場合は、自己負担額が高額になる可能性もあるため、妊娠中でも加入できる医療保険・共済を検討しておいてもいいかもしれませんね!
出産にかかった費用
いよいよ出産!
出産にかかった費用は86124円です。
(出産費用総額506124円-出産育児一時金420000円)

出産育児一時金は、令和5年4月から42万→50万に引き上げられたよ!
産後の健診費用
産後は2週間健診、1か月健診があります。


退院後もお金がかかることを忘れずに!
妊娠出産費用まとめ 果たして総額は…
ここまでかかった費用をまとめると、
- 妊婦健診・診察費用:26030円
- 入院前診察+入院費用(2か月強):312068円
- 出産費用:86,124円
- 産後の新生児聴覚スクリーニング・健診費用:9,110円
→ 総額:428,222円
高額療養費制度や出産育児一時金、付加給付を利用しても、
自己負担額は40万円以上になりました…💦
特に重症悪阻(つわり)・切迫早産等で長期の入院になった場合、備えがとても重要だと実感しました。
これから出産を迎える方は、万が一に備えて、保険内容の確認や健康保険組合の付加給付の有無を確認しておくと安心です。
まとめ
- 妊婦健診の助成があっても自己負担金は発生する
- 長期入院すると想定以上にお金がかかる
- 高額療養費制度・共済の付加給付は大きな助けになる
- 出産後の検査費用も忘れずに準備しておく
妊娠・出産は命を守る大切な医療行為。
費用について事前にイメージしておくと、安心してマタニティライフを過ごせますよ!
ぜひ参考にしてください!
またね♪
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