こんにちは!皮膚科医ママのこはるです。
外出時に子どもや自分に日焼け止めを塗るのは、今や当たり前の習慣になってきました。
でも実は、「傷」や「治りかけの傷」が紫外線に当たると、シミになるリスクがぐっと上がるって知っていましたか?
・治りかけの傷にも、日焼け止めを塗って大丈夫なの?
・絆創膏を貼っても、すぐはがれてしまう…どうしたらいい?
・保育園では塗り直せない!どうすれば傷あとを守れる?
そんな悩みを解決!
今回は、皮膚科医として働く私が、実際に傷跡ケアで取り入れている“最強の日焼け対策”をご紹介します。
大前提:日焼け止めはこまめに塗りなおそう!
外出が長時間になったり、汗をかいたりした日は、数時間ごとの塗りなおしが必要不可欠です。
でも、休日のお出かけでは塗りなおせても、仕事でどうしても忙しかったり、子供を保育園に預けたりする場合は塗りなおせませんよね。
顔の傷の日焼け対策が難しい…
ニキビや湿疹が顔にできてしまうこと、ありますよね。
また、小さいお子さんは、すぐにケガをして傷をつくると思います。
また、「掻いたらだめ」とわかっていても、ついつい触ってしまうこと、あると思います。
ケガでできたかさぶたがめくれてしまったり、虫刺されをかきこわしたり。
傷が治っても、治ったばかりの皮膚は紫外線に超敏感!
少しの刺激でも再び傷になりやすいうえ、そこに紫外線が加わると、色素沈着=シミになるリスクがグッと上がります。
透明フィルム【エアウォールUV】がすごい!
皮膚科医ママである私も愛用中!
それは…
Skinix(スキニックス) の「エアウォールUV」です!

薄いのに紫外線をしっかりカットしてくれる、超優秀アイテムです。
私も皮膚科医&3歳娘のママとして、日々愛用しています。
どんなときに使うのがベスト?
✓ ニキビ跡
✓ 傷あと・虫刺され後
✓ レーザー治療後
など、「紫外線に当てたくない傷あと」におすすめです◎
どんな傷に使えるか、具体的に紹介しますね。
実際の使用例
例1 虫に刺されて掻きむしってできた傷(娘の頬)

治っているものの、赤みが残る状態。
・再び搔かないように保護
・紫外線カット
の目的に、フィルムを使用しました。
例2 CO2レーザー後(ほくろ除去後・私の顔)

レーザー直後は、軟膏+絆創膏を貼っていました。
こちらも、皮膚は治っているものの赤みが残る状態です。
せっかく黒子をとっても、色素沈着=シミになってしまっては残念…。
紫外線カット目的にフィルムを使用しました。
透明なので複数個所貼れる&周囲は化粧もできるのが◎
例3 湿疹の掻きむしり傷(娘の腕)

赤みやかさぶたが残る状態。
再びかいてしまうと悪化しやすい場所全体に、掻きむしり防止目的にフィルムを使用しました。
まだジュクジュクとしている箇所がある場合は、フィルムの下に、ガーゼを小さく切ったものを当てるのも◎
おすすめポイント
✓ 超薄型&透明で目立たないので顔に貼っても違和感なし
✓ 紫外線をしっかりカット
✓ うっかり爪で掻いてもフィルムでガード
✓ 肌に優しいので傷が治ったばかりの皮膚にも直接貼れる
✓ まだ傷のうちは、絆創膏の上から貼ることで絆創膏がはがれにくくなる
傷が治りかけの時期は、直接貼らず、絆創膏+エアウォールUVの二重対策が◎です。
絆創膏もはがれにくくて最強です。
防水なので、「今日は保育園でプールだから、絆創膏がはがれてしまいそう…」なんて日もとても便利です。
完全に治癒したあとは、フィルムを直接貼ってOKです!
使い方のコツ&注意点
✓ 治癒途中の時は、汗やお風呂のあとは毎日交換を
✓ 傷が治ったら、自然にはがれるまで貼ったままでOK(長くても1週間弱が目安)
✓ 周囲には日焼け止め塗布しっかり(フィルム跡だけ白く残ります…)
✓ フィルムは角を丸くカットすると、はがれにくく清潔に保てます

フィルムの角を丸く切ると、衣類や髪に引っかかりにくく、はがれにくくなります。
角って、汚れもつきやすいんですよね…清潔も保てて一石二鳥!
まとめ: “本気”の日焼け対策はこれ!
✓ 外出前は日焼け止めをしっかり&こまめに塗る
✓ 傷跡には日焼け止め+透明フィルム(エアウォールUV)の二重対策!
今日から、日焼け止め+透明フィルムで、傷跡ケアをレベルアップ!
紫外線ダメージからしっかり守りましょう。
またね♪
コメント