切迫早産による突然の入院。
体のことも心配だけど、同じくらい不安になるのが「上の子の育児どうしよう…」問題。
私は第二子の妊娠中、長期入院になってしまいましたが、夫と実父の協力でなんとか乗り切ることができました。
「誰に何をお願いする?」
「預ける準備ってどうする?」
そんな悩みに対して、わが家が実際にどうやって乗り切ったのか役割分担と工夫をご紹介します。
まずは“日頃からパパと子どもが2人で過ごす時間”を作っておくことが大切
「パパには何もできないから…」「私がやらないと…」と、すべてを背負いがちですが、
いざというときに備えて、パパに任せる習慣と自分が預け慣れておくことはとても大切です。
私の場合、もともと当直などで「保育園のお迎え〜翌朝の送り」までパパに任せることもありましたし、土日に仕事や用事で外出することも多かったので、自然と夫に任せることに慣れていました。
月曜の朝の保育園への送りと金曜夕方の保育園へのお迎えは夫で対応してもらうことになったものの夫の勤務の都合で毎日の保育園送迎は難しい状況。
そのため、平日の保育園送迎や夕方から寝かしつけまでの流れをどうサポートしてもらうかが最大の課題でした。
平日のサポートは“実父”にお願い!でも、最初は不安だらけ…
夫は土日や夜間の育児、毎日の家事は引き受けてくれましたが、
平日はどうしても夫だけでは手が回らないため、平日の保育園送迎と夜のお世話は退職後の実父にお願いすることに。
ただ、実父は私が子どもの頃からほぼ育児未経験。「本当に大丈夫…?」という不安も正直ありました。
でも、実母はまた仕事をしており、他に頼れる人もおらず、腹をくくってお願いすることに。
入院前、自宅安静中に「役割分担」を明確にして準備!
私は入院前の自宅安静中に、私、夫、父とでしっかり話し合い、誰が・いつ・何をするかを明確に決めました。
・月曜朝の保育園送り
・金曜の保育園お迎え
・娘の夕食の準備(冷蔵庫にセット)
・保育園の持ち物セッティング
・毎日の洗濯
・月曜夕方〜金曜朝の保育園送迎
・娘に夕食を食べさせる
・お風呂
・歯磨き
・寝かしつけ
実父は、隣の県に住んでいるため、連日の通いでのお願いは難しく、月曜夕方~金曜朝まで自宅に泊まり込みでお願いすることにしました。
また、夕飯は、「お惣菜でもOK!」と割り切りました。
入院前に「実父お泊まり育児練習会」を実施!
いきなり本番でお願いするのは心配だったので、自宅安静中に「お泊まり育児練習」を実施!
1泊2日で実父に来てもらい、私が見守る中で保育園のお迎えから寝かしつけまでをフル体験してもらいました。
お風呂、歯磨き、絵本の読み聞かせ、寝かしつけ…。
一度実際にやってみることで感覚がつかめたようで、実父も自信がついた様子でした。
頼ってみると、案外なんとかなる!
育児サポートというと、つい「実母」や「義母」に頼るイメージがあるかもしれません。
でも、我が家のように“実父×夫”コンビでも十分戦力になります!
「夫が育児に非協力的で…」という声もよく聞きますが、こちらが思いきって任せてみることも大事。
任せたい内容を具体的に伝え、無理のない範囲でお願いしていくと、少しずつ力を発揮してくれるようになります。
お願いするときのコツ
思い切って任せる、といっても、
・どうやってお風呂に入れるか
・歯磨きの仕方
・夕飯の内容や量
などなど…
細かいところはなかなか言葉では伝わりません。
そこで我が家では、グループのLINEをつくり、
・お風呂を入れている様子
・歯磨きの様子
・幼児食1週間分
・保育園の毎日の持ち物の写真
などを共有し、わからなくなったらLINEを見返せば安心!という状況を作る工夫をして乗り切りました!
身内でなんとかならない場合はファミリーサポート+ママ友を頼る
土日は夫が基本的に対応してくれていましたが、どうしても数時間だけ外出したい…という用事も。
そんなときは、
✓ 各自治体のファミリーサポート(例:1時間700円)
✓ 近所のママ友
などを頼ることもありました。
身内で回すのが難しいときは、外部の力もどんどん活用しましょう!
まとめ
切迫早産での入院は、体だけでなく「上の子の育児どうしよう問題」もとても大きな不安材料。
でも、“任せる練習”と“役割分担”を事前にしておくことで、心の負担はかなり軽くなります。
・誰なら頼れるか
・お願いする内容を具体的に頼む
・思い切ってお願いしてみる
「預けること」も親としての大切なスキルの一つです。
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