こんにちは!皮膚科医ママのこはるです。
妊娠中は、薬やサプリを「飲んでいいのか?」と不安になること、多いですよね。
医師であっても、自分自身の妊娠となると不安になることがありました。
この記事では、皮膚科医としての知識と、自身の妊娠・出産の実体験をもとに、私が実際に使ったサプリ・薬をまとめてご紹介します。
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自分自身が実際に飲むにあたり、自分で調べた結果「妊娠中に飲める」と判断したものだけを紹介していますが、になるものがあれば、必ず主治医や薬剤師に相談してくださいね。
妊娠中の薬やサプリ選びの参考になればうれしいです。
妊娠中に飲んでいたサプリメント
葉酸サプリ(妊活中から必須!)
・妊活中:BSリンカル for BOY
・妊娠中:葉酸サプリ 30日分×4 (DHC)
葉酸は、妊娠初期の赤ちゃんの神経管形成に必要な栄養素。
妊娠7週ごろまでに神経系の大部分が作られるため、妊娠が分かる前の段階からの摂取がとても大切です。
私は妊活中、産み分け目的も兼ねて「葉酸+リン酸カルシウム」配合のサプリを使用していました。
妊娠が分かってからは、コスパ重視でDHCの葉酸サプリに切り替えました。
DHA+ビタミンD(胎児の発育と母体のために)
・DHAプラス(pigeon)
▶DHA:青魚などに含まれる必須脂肪酸。胎児の脳や視覚の発達に関わるとされています。
▶ビタミンD:免疫・神経・循環器・生殖など多方面に働く重要な栄養素。妊娠中は、早産・妊娠高血圧・妊娠糖尿病との関連が報告されています。
私はこれらを手軽に同時摂取できるサプリを選び、妊娠中期以降も継続しました。
もちろん、栄養は基本的に食事から摂ることが大切。
バランスよく食事がとれた日は、サプリをお休みすることもありました。
妊娠中にお世話になった薬
病院で処方されたものに加え、市販薬で手に入るものも紹介します。
整腸剤(腸内環境を整える)
・新ビオフェルミンS錠®(大正製薬)
・ビオスリーHi錠®(東亜薬品工業株式会社)
腸内細菌叢を整えることは体調管理につながります。
妊娠中の体調管理に服用していました。
これらは便秘・下痢のどちらにも対応できます。
私は家にあったビオフェルミンを服用。
市販でも薬局・通販で購入できます。
酸化マグネシウム(便秘対策)
・酸化マグネシウムE便秘薬®(健栄製薬)
妊娠中の便秘に悩む人は多いですよね。
整腸剤で不十分なときには、こちらをプラス。
市販でも購入できますが、産婦人科で相談すれば処方もしてもらえます。
私も、産婦人科で処方してもらったものを内服していました。
抗ヒスタミン薬(花粉症対策)
・クラリチンEX®(大正製薬)
妊活中に花粉症がひどく、まだ産婦人科を受診していなかったため、市販のクラリチン®を選びました。クラリチン®は商品名で、一般名はロラタジンと言います。
ロラタジンは、妊娠初期に使用しても奇形リスクが上がらなかったという研究報告があり、比較的安全性の高い薬とされています。
1日1回の服用で済むのもありがたいポイントです。
ステロイド外用薬(皮膚のトラブルに)
・リンデロンVs®(シオノギ)
虫刺されやかぶれ、湿疹など意外と皮膚トラブルに使用できます。
ステロイド外用薬は、吸収される量がごく微量なため、妊娠中でも基本的に使用OKとされています。
かゆみがつらいときなど、遠慮なく使ってよいと思います。
私は静脈炎の治療目的で使用しました。
鉄剤(貧血対策)
・マスチゲン®(日本臓器製薬)
・ファイチ®(小林製薬)
妊娠中期以降は、鉄分不足に注意が必要。
私も妊娠中期の健診で貧血を指摘され、医療用の鉄剤(フェロミア®/フェログラデュメット®)を処方されました。
市販サプリもありますが、含有量が少ないものが多いため、必要な場合は医師に処方してもらうのがおすすめです。
最後に|妊娠・授乳中の薬とサプリについて
この記事では、皮膚科医である私が実際に使った薬やサプリを、体験談ベースでご紹介しました。
気になる薬やサプリがあれば、必ず産婦人科医や薬剤師に相談してください。
また、記事の中に「医学的な誤り」や「補足が必要な点」がありましたら、お気軽にコメント・ご連絡いただけますと幸いです。
それでは、またね♪

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